Caché SQLGateway機能

  Caché には、Caché SQL Gateway という機能が装備されています。
  このCaché SQL Gateway 機能を利用することによって、Caché クライアント・コンピュータは、 Caché データベース・サーバで管理されているクラス(テーブル)を操作する感覚で、外部のデータベースを操作することができます。
  
  例えば、RDBMS で稼動していたシステムをCaché に移植する仕事をする場合、新しいシステムが完成するまでは 既存のシステムとの並行運転となる場合があります。このような場合に、Caché SQL Gateway 機能を利用すると、RDBMS に格納されている マスターデータを参照しながら、トランザクション処理を行う、といったことが可能となります。
  また、新しいシステムの準備が完了した時点で、RDBMS に格納されていたマスターデータをCaché に移植し、 Caché SQL Gateway 機能を解除します。同時に利用するクラス(テーブル)のマッピング情報を変更して、Caché データベースを 参照するようになると、業務システムのレスポンス(ターンアラウンド)時間を短縮することが可能になります。
  
  別の用途としては、既存のRDBMSWEB データベースとして利用したい場合が考えられます。
  つまり、RDBMS で管理されているテーブルをCaché SQL Gateway 機能を利用して、Caché のクラスとして操作できるようにします。 その後、この外部のクラスを利用してCSPWEB アプリケーション・システムを構築します。 このような組み合わせを行うことによって、通常のRDBMS でのWEB アプリケーション・システム構築にかかる時間と費用を大幅に短縮することが可能となります。
  
  *注意*
  Caché SQL Gateway 機能では、RDBMSCachéODBC で接続します。 従って、ODBC 接続に対してのパフォーマンスが良くないRDBMS を外部のデータベースとして利用する場合には、Caché SQL Gateway 機能を利用した システム全体のパフォーマンス(スループット)が期待通りの結果とならないかもしれません。

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