Caché のマッピング機能

  Caché には、マッピングという機能があります。
  これはネームスペースに対してデータを物理的に何処に格納するかを指定するものです。
  通常、このようにデータの格納位置を指定する場合、単一のデータベース・サーバに対しての設定となりますが、 Caché の場合は、複数のデータベース・サーバにまたがる設定も可能です。
  
  例えばデータベース・サーバがA,B,C3台設置されているとします。
  ネームスペース「test」は、User.PERSON クラスのデータ(^User.PERSOND)をデータベース・サーバAに格納し、 User.CAR クラスのデータ(^User.CARD)をデータベース・サーバBに格納し、さらに、User.URIAGE クラスのデータ(^User.URIAGED)をデータベース・サーバCに 格納する、という設定が可能です。
  このようなマッピングをしてアプリケーション・システムの運用を開始した後で、データの格納場所を変更することもできます。
  その場合、既存のアプリケーション・プログラムに対して影響が出るのではないかと言う不安もあるかもしれません。 しかし、Caché の場合にはそういった不安は必要ありません。つまり、アプリケーション・プログラムは一切影響を受けないからです。
  実際の格納場所の変更は、Caché が吸収します。 従って、もし使用中のコンピュータのディスク装置に空き容量がなくなってしまった場合には、もっと大きなディスク装置を持ったコンピュータに 切り替えることが可能です。
  このような処理を行う場合には、一旦Caché を停止し、該当するデータのCACHE.DAT を新しいコンピュータにコピーします。 コピー処理が完了したら、古いコンピュータを停止し、新しいコンピュータを起動します。
  Caché の構成マネージャを使用してコンピュータの情報を正しく設定します。 以上のような手順で対応することで、コンピュータを変更することができ、その際にアプリケーション・プログラムに影響を与えずに済ませることが可能です。

マッピングに関する資料のダウンロード

戻る