Caché って何?

  Caché を簡単な言葉で説明することは非常に難しいことです。

  Caché は、非常に大きくて複雑なシステムです。
  基本的には「データベース」という位置付けになりますが、必ずしも一般的に考えられているようなデータベースではありません。

  Caché は、もちろん「データベース」として必要とされる各種機能は装備されています。
  しかし、Caché はあたかもある種のO/S(オペレーティング・システム)であるかのような機能も装備しています。
  例えば、
・メールの送受信に関する機能
FTPに関する機能
WEBにおけるアプリケーション・サーバに関する機能
  その他色々な機能を装備しています。

  また、データベースとしてのCaché について解説することも非常に難しいことです。
  通常、データベースは特定のカテゴリに所属します。例えば、
・リレーショナル・データベース
・オブジェクト指向・データベース
・階層型・データベース
  といったカテゴリ(もちろん他のカテゴリはあります)です。

  現在の主流はリレーショナル・データベースと言われています。
  リレーショナル・データベースの厳密な定義は非常に難しいので、ここでは話をシンプルにする目的で「SQLでアクセスできるデータベースをリレーショナル・データベース」と定義します。(この定義が正しいかどうかは、別のテーマとしましょう。)
  この条件に従うとすれば、Caché は立派なリレーショナル・データベースと言えます。
  しかし、Caché の真髄は「オブジェクト指向・データベース」です。
  ところがCaché の基本的な仕組みは「階層型・データベース」なのです。
  この禅問答のような仕組みを理解するためには、Caché Object Script について理解する必要があります。

  このホームページ全体を通してCaché の全体像を理解できるように色々な角度から解説してゆきたいと考えています。
  下記の概念図はCaché を理解する上で非常に重要です。是非(見たことだけでも)覚えておいて下さい。

戻る