Caché Object Script コマンド

  Caché Object Script には42種類のコマンドが提供されています。 (Cache4.0.3On-lineドキュメントで確認した内容です。)これ以外にも、Zで始まる命令や、システム・クラスに装備されているメソッドもあります。
  しかし、通常、コマンドという場合には、42種類のコマンドを示しています。
  とはいうものの、42種類のコマンド全てを使用してアプリケーション・プログラムを作成するわけではありません。 現在のように、マン・マシン・インターフェースをGUI ツール(VisualBasic、Delphi、MS-ACCESS、WEB...)で構築する場合、Caché Object Script で実行すべきことは非常に限定されたものになっています。多くの場合、マン・マシン・インターフェースはGUI ツールで処理し、Caché Object Script ではデータの取り扱いのみを行うようになっています。
  従って、42種類のコマンドのうちの極限られたコマンドのみを利用するだけでOKです。 (かつては、Caché だけでクライアント・サーバ・システムを構築する必要がありましたので、様々な機能が必要でした。 しかし、アプリケーション・システムの要求する内容が変化してきましたので、コマンドの中に使用されなくなったものも多数存在しています。 これらの「使用されなくなった」コマンドは、現在のアプリケーション・システムで使用されなくなっただけであって、既存のアプリケーション・システム中では 問題なく動作します。Caché ではこのような下位互換性能を非常に重視しています。)
  
  下記に代表的なコマンドを記載しています。詳細はCachéOn-Lineドキュメントでご確認ください。 (Caché キューブ -> ヘルプ -> ドキュメント -> Caché Object Script Language Reference

Command 内容
Set

データベースにデータを格納する
データベースからデータを取得する
Caché Object Script コード内でデータを変数に格納する
関数呼び出しをする(戻り値あり)

set ^DATA="test"
set buf=^DATA
set data1=data2
set value=$$getName^KYOTU(OID)

Do 関数呼び出しをする(戻り値なし) do getName^KYOTU(NAME)
Quit 関数の処理を終了する(戻り値なし)
関数の処理を終了する(戻り値あり)
quit
quit 1
If/Else 条件分岐をする if a=1 {...} else {...}
Goto Cach&eacute Object Script 内でラベルにジャンプする goto Label1
For 処理の繰り返しを行う for i=1:1:10 { ... }
While 処理の繰り返しを行う While Rs.Next() { ... }

  通常のアプリケーション・プログラムを作成する場合には、上記に記載したコマンド程度で十分です。
  これらのコマンドは、クラス定義内のメソッドにて使用されます。(Caché ターミナルで直接実行することも可能です。)
  より詳細な制御を行う場合や、特別な処理を行う場合には、もう少し多くのコマンドを使用するかも知れません。

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